

■虎ノ門戦略研究所
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Q46
何故我が国は自衛隊をイラクに派遣しなければならないのですか?色々マスコミは書いていますが、その理由について教えて下さい(1)。
それでは、2〜3週間、色々な立場から考えてみましょう。まず、第一に、国際社会の一員としての国際的な責務(日本国家の生存)のために必要なのです。
我が国は、世界の国から資源、食料を売って貰って、ハイテク製品など工業製品を買ってもらって生きています。我が国は食料の自給率は40%しかありませんし、資源を輸入し、付加価値をつけて、製品として輸出することによって生存できています。そのためには、物を輸出してくれるところと、物を輸入してくれるところがあり、平和である必要があります。イラクの現状放置は、イラクを拠点にテロリストが世界各地で被害を及ぼし、テロを世界中に拡散させる危険があります。そうすれば、平和な世界は生まれず、中東全域を不安定化し、原油中東依存度86%の日本に深刻な打撃になると考えます。
長年独裁政権下にあった中東の大国に、自由と民主主義を定着させることは、国際社会の有力な一員である日本が果すべき重要な責務であると思います。国際社会にとっての共通の脅威であるテロとの戦いの一翼を担う、という意味もあります。2001年の同時テロを境に、世界の安全保障環境は劇的に変化し、国と国との戦争と違って、テロは時と場所を選ばず、イラクでの日本人外交官殺害事件は、国際テロが日本にとって「対岸の火事」ではないことを、まざまざと見せつけました。日本が、参加することは、極めて重要であり、9.11テロ直後の安保理決議、1368に基づく国際協調行動であり、反テロ政策としても正当性は高いと思います。世界の多くの国(38カ国)が、一緒に復興に取り組む中で、日本だけが自衛隊を派遣せず、世界に背を向ける訳にはいかないと思います。日米両国が併せて、世界のGNPの40%を支配し、そのうち15%が我が国が生産しているといわれる中で、我が国がなしえる貢献を姿に表さないと国際的な信用が得られず、経済も立ち行かなくなります。一国平和主義では日本の国益は守れないというあたりまえの事実を国民一人一人に突きつけて国際社会の中で日本が生き残っていく為の覚悟が必要であると思います。(産経社説などから)
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