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<中級編>

Q3 
 「国連平和維持活動」について教えてください。「停戦監視団」と「平和維持軍」との違いは何ですか?

 国連は、「国連軍」を編成して侵略国を撃退することを想定していたが、安保理の常任理事国の対立により、国連軍の編成は困難でありました。しかし、地域紛争は発生し、国連においても何らかの対応が必要であるとのことで、紛争の解決そのものは無理であっても、停戦成立後の平和な状態を維持し、当事者間の交渉による解決の条件を作り出すことは可能ではないかとの考えから「国連平和維持活動(Peace Keeping Operation:PKO)」が成立しました。PKO部隊は、通常は国連の総会又は安全保障理事会の決議により設置され、その補助機関であると位置付けられています。

 PKO実施にあたっての基本原則は、
@
停戦の合意
A受け入れ国の同意
B中立性の維持
C大国の利害関係国からの不参加
D自衛以外の武器の不使用
です。

 PKOの主体としては、
@軍人が個人として参加し停戦の監視等にあたる「停戦監視団」
A歩兵部隊等の組織力を生かして停戦の監視や当事者間の兵力引き離し、武装解除等を行う「平和維持軍(Peace Keeping Force:PKF)」
の軍事部門が中心ですが、最近は、国連が単に停戦の維持にとどまらず、治安の維持、民主的選挙の実施、行政の監視などの紛争国の復興までを支援するPKOが増大し、B文民警察、選挙監視団等が重要な任務となっています。


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