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■米軍は何を考えているのか■


平成15年3月14日

 世界中で戦争反対の声が大きくなっているが、米国はイラク攻撃の姿勢を変えていない。戦争になったら、米軍が考えることは何か。当たるも八卦、当たらぬも八卦で考えてみよう。

<作戦の進め方> 
 湾岸戦争のときは長期間の空爆後に陸上部隊が進撃した。今回は全軍事施設をあらゆる手段で同時に空爆しつつ、陸上部隊が進撃する。空爆の誘導技術が進み、狙ったところを確実に爆撃できるようになった。そのため、的が外れて友軍を誤爆する可能性はほとんどなくなった。だからこそできる作戦である。

<目標> 
 最初は北部、西部の油田を制圧、防衛する。次にバグダッドまで進撃する。その他の軍事拠点は空爆でつぶすか、陸上部隊に余裕があれば陸上部隊でもたたく。しかし占領はしない。

<問題点>
 バグダッド市内で市街戦をするだろうか。市街戦になると米軍の兵器の優位性が減少し(例えば遠距離からの射撃)、米兵の死傷も出てくる。イラクの非戦闘員の殺傷も米国としてはできるだけ避けたいだろう。私だったら、バグダッドを包囲して、一部逃げ道を開け、市民や逃亡兵は市内から脱出させる。しかし、この戦術は戦争を長引かせる危険性も高い。イラク内部の反乱が期待できれば有利なのだが、どうなるか。
 もう一つ、米軍が神経質になっているのが生物・化学兵器だ。ただし、自衛隊と違って米軍の防護装備は十分だから、致命傷にはなりえない。

<結果>
 いずれにせよ、イラクは戦車による運動戦などはできない。あまりに兵器の性能差がありすぎる。市街戦以外は、ひたすら防御に努めるしかない。市街戦でも、夜間戦闘になると米軍は暗視装置などを駆使できるため圧倒的に優位に立つ。まるで忍者部隊を相手にするようなものだ。
イラク軍はたたかれ放題にたたかれるだけだろう。

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